みなさんは薮宏太くんはもちろんのことと思いますが、「 馬飼野康二 」 氏をご存知ですか?
きっと知っていて当然!という方と、名前は見たことあるけど誰だっけ?という方いらっしゃるかと思います。
普段私が拝みに拝み倒しているお2人、自担である薮宏太くんと、音楽界で最も尊敬している作曲家・馬飼野康二先生との関係性や歴史について、少しの間語らせて頂きますm(_ _)m
■ 薮 宏太
薮 宏太(やぶ こうた、1990年1月31日 - )は、日本の歌手、タレント、アイドル、俳優であり、元Ya-Ya-yahのメンバーであり、男性アイドルグループ・Hey! Say! JUMPとHey! Say! BESTのメンバーである。身長178cm。A型。
引用元︰薮宏太 - Wikipedia
■ 馬飼野 康二
馬飼野 康二(まかいの こうじ、本名同じ、1948年1月26日 - )は、日本の作曲家、キーボディスト、アレンジャー、ミュージシャン。作曲家の馬飼野俊一は実兄。
公式サイト 「作家で聴く音楽」第七回 馬飼野康二
馬飼野康二先生は、大昔から非常に多くのジャニーズ楽曲を手掛けられている有名な作曲家さんです。Wikipediaの主な作曲作品一覧をご覧になると分かるかと思いますが、ジャニーズだけでなく幅広い有名アーティストの数多くの名曲に携わっておられます。
■ 薮くん × 主な提供楽曲
薮宏太くんが今まで主に歌ってきた馬飼野康二先生作曲の楽曲達をご紹介します。
《Ya-Ya-yah》2002年〜
・僕はただ...
・愛史〜羽ばたく勇気〜
・勇気100%
・Love together 2002
・合言葉はYa-Ya-yah!
《Hey! Say! JUMP》2007年〜
・Ultra Music Power
・Chance to Change
・真夜中のシャドーボーイ
・夢色
・瞳のスクリーン
・スノウソング
・Screw
・Come On A My House
ざっと並べてみましたが、へぇ〜!そうなんや〜結構あるね!程に思われたかと思います。が、ここから先を読んで頂けると馬飼野先生の楽曲達と薮宏太くんとがいかに親密に関わり、ジャニーズでの時間を共に歩んできたかがお分かりいただけるかと思います。とても尊いですよ!尊ーい!!!
■薮くん × デビュー曲
《薮宏太 CDデビューシングル》
アーティスト︰Ya-Ya-yah
《薮宏太 メジャーデビューシングル》
アーティスト:Hey! Say! JUMP
そもそも論から言ってしまうと馬飼野先生は、ジャニーズアイドル薮宏太くんにとっての記念すべきCDデビューシングル曲、さらにはメジャーデビューシングル曲まで作曲を担当なされています。
みなさんが普段耳にしている薮くんの歌声は、馬飼野先生の曲により初めて世に放たれ、以後注目を浴びることになるのです。各時期のフレッシュな薮くんの歌声は、まさに馬飼野先生の力強くも優しいメロディーに相応しいものであったと思います。
■薮くん × 忍たま乱太郎
忍たま乱太郎の楽曲はOP、ED共に馬飼野先生が長年担当されています。
忍たま乱太郎 20th アニバーサリーアルバム オープニング&エンディング集
こちらの忍たま乱太郎アニバーサリーアルバムには、薮くんが過去に歌った 「世界がひとつになるまで」、「夢色」 が収録されています。
Ya-Ya-yah 2002年〜Hey! Say! JUMP 2009年までの約7年間という長期にわたり、薮くんは馬飼野先生の楽曲をほぼ毎日のようにお茶の間へお届けしていたことになります。私と同じ世代であれば、みなさんもきっと薮くんの歌あっての忍たまを視聴して育ったはずです。
■薮くん × CMタイアップ曲
・Love together 2002 / Ya-Ya-yah
KICK!ODAIBA 2002 テーマソング
ファイブスター CMタイアップ曲
Ya-Ya-yah; Five Star CM {running} - YouTube
・Ultra Music Power / Hey! Say! JUMP
バレーボールワールドカップ 2007
イメージソング
Hey! Say! JUMP World Cup Volleyball 2007 (CM) - YouTube
・Dreams come true / Hey! Say! JUMP
北京オリンピックバレーボール
世界最終予選 イメージソング
・Come On A My House / Hey! Say! JUMP
ハウス バーモントカレー CMタイアップ曲
馬飼野先生が曲を提供して下さっていた2013年までの間に、イメージソングを持った薮くん出演CM、実は全て馬飼野先生の楽曲がタイアップされているのです。(画質すみません)
■薮くん × 舞台挿入歌
PLAYZONE2002 愛史 [CD]
青山劇場・大阪フェスティバルホールで行われた「 PLAYZONE2002 愛史 」 の舞台では、馬飼野先生が音楽監督を務められました。こちらのアルバムには各場面で歌われた馬飼野先生の楽曲作品に並び、王子役で出演していた薮くんの歌う楽曲も一緒に収められています。
《王子役の薮くん》
薮くんの唯一音源化されているソロ楽曲 「僕はただ...」 が聴けるとても貴重な円盤となっております。
個人的には、薮くんが少年隊さん達と歌っている 「愛史〜羽ばたく勇気〜」 という曲がものっすごく好きで、辛い時に聴いて何度癒されたことか何度涙を流したことか、という程、ハーモニーが本当に素晴らしすぎるのでこれは生きている間に絶対に聴いておくべき一曲ですよ!!(落ち着け)
■薮くん × 作詞
・Screw / Hey! Say! BEST
収録CD︰OVER
上記の曲は、薮くん作詞、馬飼野先生作曲という、私からするとまさに尊きことこの上なしのコラボ楽曲です。遂に2人のコラボ作が世に出た!ということを知った時(歌詞カード確認時)、嬉しさからの興奮が抑えきれず散々湧き散らかし、周りにご迷惑をお掛けしましたというおめでたい思い出です。
2人が同じ時代に生きていなければ生まれなかった楽曲。薮くんの歌声を支えてきた馬飼野先生の繰り出すメロディーと、それを奏でてきた薮くんの描くストーリーとのマッチング。しぬほど尊いですね...!
■薮くん × 紅白歌合戦
Hey! Say! JUMPは昨年、無事10周年を迎えました。そんな素敵な年を締めくくるようにして、大きな舞台、NHK紅白歌合戦への初出場も叶えることが出来ました。
この時にHey! Say! JUMPが歌った曲、
「 Come On A My House 」 でしたね!
こちらの曲、実は馬飼野先生からのJUMPへの最後の提供楽曲なのです。
馬飼野先生はジャニーズグループへの楽曲提供としては、Jr.やデビューしたての若手グループ中心に多く提供してくださっています。初期の頃、オリジナル曲の少なかったJUMPも多くの馬飼野先生の楽曲に支えられていました。その後、先生特有のキラキラアイドル青春ソングや、キャッチーな歌謡曲風の楽曲から更に様々なジャンルの楽曲をものに出来るグループとなり、2013年カモナを最後に馬飼野先生の音楽から巣立っていったように思えました。
10周年には音楽特番にてまた 「 勇気100% 」 も披露してくれたり、Hey! Say! JUMPの成長をとても感じることができる年となりました。
またいつか、馬飼野先生の新たな曲をJUMPとしてキラキラと披露してくれる日が来ることを願っています。
■忘れてはいけない名曲
・この星で生まれて / ジャニーズJr.
上記に挙げた楽曲以外にも、あらゆるアーティストへ楽曲提供なされている馬飼野先生ですが、その中でも薮くんがカバーしたことで知られる未音源化楽曲もあります。
その曲が 「 この星で生まれて 」 です。
元々は錦戸亮くんがJr.時代に歌っていた曲になりますが、爽やかで美しいこの楽曲は、薮くんのストレートかつ透き通った歌声と絶妙にマッチしているのでぜひ聴いて頂きたくご紹介します。
・Beautiful / ジャニーズJr.
この曲は、ジャニーズJr.みんなで歌っているイメージの強い曲でこちらも音源化されていませんが、馬飼野先生の曲の中では一番と言っていいほど大好きな曲です。「 Hey! Say! JUMP デビュー&ファーストコンサート いきなり!in東京ドーム 」 の際も後半に歌われていたので、ご存知の方も多いかと思います。
注目すべきやぶひか落ちサビの部分、
薮 「 最高のその微笑に その眼差しに〜 」
光 「 世界中が見惚れている〜 」
ここが本当に最高です泣きます(語彙力)
こちら、色んな意味で非常に激エモ映像となっているので、視聴の際は意を決してご覧になってください。
http://www.dailymotion.com/video/xv5ed
■まとめ
みなさん、いかがでしたか?というかそもそもここまで読んでくださった方います?!笑
結論何が言いたいかというと、たくさんの音楽達が行き交うこの世の中で、自分の音楽感性にバチッと一致するような音楽を毎回出してくださる馬飼野康二先生と、普段から大好きでたまらない自分にとって唯一無二の存在薮宏太くんというアイドルが、十数年という時を経て様々な関わりを持ち、その音楽を世に放っているという奇跡が、私の生きる世界での出来事としてはあまりにも尊すぎて、ありがたすぎて、優しすぎるのです。「 君と僕とは同じこの星で生まれて 奇跡のようなそんな出会いを繰り返し生きている / この星で生まれて 」 まさにこの歌詞のようです。
普段耳にする音楽というものは、主にアーティストの方に注目してしまいがちですが、このようにアーティストと作曲家とのストーリーや歴史、関連性が隠れていたりするんです。とても面白いと思いませんか??
今後CDを手にした際は歌詞カード、テレビで披露された際はタイトル下部にぜひ注目してみてください。そして作曲家さん、作詞家さん、編曲家さん等にも目を向けてくださると、私のような楽曲厨としては以後いろんなお話が出来るのではないかと嬉しく思います。また、そこに注目することで自分の音楽感性に合った作曲家さんにも出会うことができ、今以上に音楽ライフの幅が広がることと思いますよ!!
この度も、ご清聴ありがとうございましたm(_ _)m
ゆゆ(’ー’*)β